マイホームに自然素材を取り入れたい方へ!珪藻土と漆喰の違いをご紹介!

2022年6月24日

「自然素材を用いた家を建てたい」
「珪藻土と漆喰について知りたい」
このようにお考えの方は多いでしょう。
今回は、珪藻土と漆喰の両方の特徴や違いについてご紹介します。
自然素材を用いて家を建てたいとお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。

□珪藻土と漆喰をご紹介!

代表的な自然素材の珪藻土と漆喰ですが、それぞれどのような素材なのでしょうか。
素材やメリット・デメリットをご紹介します。

*珪藻土

珪藻土は、藻の一種である珪藻の遺骸が、海や湖の底に積み重なってできた粘土状になった土のことです。
珪藻が増殖し、遺骸となって積み重なることでしま模様になるのが特徴です。
耐火レンガの原料や七輪などに使われており、古くから生活の身近なところで役立っていました。

珪藻土のメリットは、下記のとおりです。
・調湿効果がある
・消臭効果がある
・耐火性に優れ、万が一燃えても有毒物質を発生しにくい

*漆喰

漆喰は消石灰(水酸化カルシウム)が主原料で、消石灰は身近なところで言うと、学校などのグラウンドに引かれる白線に使われています。
サンゴ礁が大陸プレートにぶつかり、陸地と一体化してできた石灰岩に、水を加えることで消石灰ができます。
消石灰に海藻のりなどを混ぜ、塗りやすくしたのが漆喰です。
漆喰は塗装後数年かけて硬くなる性質をもっています。

漆喰のメリットは、下記のとおりです。
・調湿効果がある
・消臭効果がある
・耐火性に優れ、万が一燃えても有毒物質を発生しにくい

□珪藻土と漆喰の違いについて解説!

ここまで、珪藻土と漆喰の基礎的な知識をお伝えしました。
上記より、互いのメリットはほぼ同じであることがわかります。
では、これらの違いは何かあるのでしょうか。

漆喰と珪藻土の大きな違いに「自ら固まるか固まらないか」があります。
珪藻土そのものに固まる性質は備わっていないため、固化材といわれる材料と混ぜて壁材として用いられます。

一方、漆喰の主原料である消石灰は、100年を越える長い時間をかけて徐々に自ら固まります。

比較すると、漆喰の方が強度に優れており、水にも強いです。
そのため、当社では基本的に漆喰をおすすめしております。

□まとめ

本記事では、珪藻土と漆喰をご紹介しました。
本稿が皆さんのお役に立てれば幸いです。
当社は、お客様の資産価値を高めた提案を心がけており、美しく快適な家が完成されるよう全力で取り組んでまいります。
家づくりのご相談やご依頼は、お気軽に当社までお問い合わせください。