家づくりは頭金なしでもできる?頭金なしで家を購入する場合は注意点があります

2022年11月4日

最近は、頭金で家を購入される方も増えています。
しかし、本当に頭金がなくても家を購入できるのか疑問に思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は家づくりをお考え方に向けて、頭金なしでも家を購入できるのか解説します。
また、注意点についてもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

□頭金なしでも家は買えるのか?

結論から申し上げますと、頭金なしでも家を購入できます。
その理由としては、ネット銀行が普及したことで金融機関の市場競争が激化し、フルローンの組める金融機関が増加したためです。

また、住宅ローンの金利についてもバブル期には最大で8.5パーセントを記録していたものの、現在はマイナス金利で借り入れができます。
このような理由により、頭金なしで家を購入する人が増えてきました。

最近は、オーバーローンを組まれる方も増加し、すべての費用を借り入れできるため、貯金なしでも家を購入できるように思えるかもしれません。
しかし、貯金がなければ家を購入できません。

住宅購入の際には、一部の価格を手付近として支払わなければいけません。
手付近の金額は一般的に物件価格の約5パーセントであるため、もし3000万円の家を購入するのであれば、150万円を現金で準備する必要があります。
このように、頭金や自己資金がなくても家を変えますが、貯金がなくても家を変えるわけではないことに注意しておきましょう。

□頭金なしで家を購入する場合の注意点について

1つ目は、利息負担が増えることです。
住宅は高価な商品であるため、借り入れるお金が増加するほど利息の負担は大きくなります。
頭金なしで家を購入すると支払う金額が増えてしまうため、少しでも先に頭金を入れておく方がお得です。

2つ目は、住宅ローンには諸費用を含められないことです。
例えば、仲介手数料や登記費用、税金などは、住宅ローンとは別のところで必要となります。
このような費用の支払いは、一般的に現金で一括払いが基本であるため、自己資金が完全にゼロの状態であると家を建てるのは難しいです。

3つ目は、諸費用ローンの利用に注意することです。
諸費用のお金も借り入れたいという方もいらっしゃいますよね。

そのような方に向けて諸費用ローンもありますが、住宅ローンとは別のローンであるため、ローンを二重で借りることになってしまいます。
その分、利息も高くなってしまいます。
ローンを決めてから後悔しないように、予算について見据えておくとよいでしょう。

□まとめ

今回は、頭金なしでも家を購入できるのか、解説しました。
頭金なしで家を購入すると、リスクが伴います。
収入や、ライフイベントを考慮してシミュレーションを行い、資金計画を立てましょう。
ご不明点がありましたらいつでも当社へご連絡してください。