高断熱・高気密住宅を検討されている方へ!その特徴を解説します!

2022年8月8日

「高断熱・高気密住宅にはどのような特徴があるのだろう」
このようにお考えの方は多くいらっしゃると思います。
今回はそのような方に向けて、高断熱住宅、高気密住宅の特徴について解説します。
ぜひ参考にしてみてください。

□高断熱住宅・高気密住宅の特徴について

まず、高断熱住宅とは壁の間に断熱材を使用したり、断熱性の高い窓を使用したりすることで、断熱性を高めた住宅です。

断熱住宅は、屋外と室内の熱の移動を少なくします。
そのため、夏は外気の影響を受けにくいため屋内は涼しい状態を保てます。
高断熱住宅では断熱材を用いることが重要で、冬場は暖かい空気が外に出ていくことを防げます。

次に、高気密住宅についてです。
天井や壁、床など、外部との隙間が少なくて気密性に優れた家を高気密住宅といいます。
隙間から暑い空気や冷たい空気が入り込むと部屋の温度は変化してしまいます。
高気密住宅では隙間ができないようにして、外気が家の中に入らないような作りになっているため、部屋の温度を一定に保てます。

一般的に高気密とはc値1.0以下。0.5を切ると高気密の中でも、さらに高性能という認識です。
ショーナヒュースではおおむね、0.2〜0.4の範囲くらいの数値となっています。
隙間の無い家には、ゴキブリも入ってきません。

□高断熱・高気密の住宅で注意するべきポイントについて

1つ目は、換気が重要であることです。
高断熱・高気密住宅では室内にハウスダストや化学物質が残りやすいです。
そのため、シックハウス症候群を防止するために十分に換気をする必要があります。

2003年以降に建てられた住宅は、24時間換気システムの設置が義務付けられています。
また、窓を開けて換気することも大切です。

2つ目は、石油ストーブの使用に注意することです。
石油ストーブを使用すると燃焼ガスが発生するためこまめな換気が必要です。

また、高断熱・高気密住宅では一酸化炭素中毒を引き起こす可能性が高いです。
こまめに窓を開けて換気をすると、暖まった空気が外に出て行ってしまうため高気密・高断熱の利点をあまり生かせません。

健康被害が起こるリスクもあるため、こまめに換気を行うか他の暖房器具を使用すると良いでしょう。

□まとめ

今回は、高断熱住宅、高気密住宅の特徴について解説をしました。
また、高断熱・高気密の住宅で注意するべきポイントについてもお分かりいただけたかと思います。
ぜひこの情報を参考にして、高断熱・高気密住宅を検討してください。
ご不明点がありましたら、いつでも当社へご連絡ください。